廊下を潰して有効スペースを増やし、もっと効率良く間取りを作る!

奮闘記第4章-仕様決め
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打ち合わせを重ね、間取りはほぼ固まっていた矢先、妻が「冷蔵庫はダイニング側からもっと見えない位置に置きたい」と言い出した。この間取りでは冷蔵庫はキッチンの右側に配置されている。なぜならば、冷蔵庫までの導線を少なくすることで生活の利便性を上げようとしているからだ。妻は冷蔵庫を見えないようにしたいために、冷蔵庫をキッチンの左側、つまり奥の方に配置したいと言い出した。

左側にはパントリー、中央に食器棚、右側に冷蔵庫という配置。これを左側に冷蔵庫、中央に食器棚、右側にパントリーにしたいという。私は反対した。冷蔵庫までの導線が長くなるのが嫌だということ、うちの冷蔵庫は左から開ける扉なので、キッチンの左側に配置すると開ける時に窮屈になる。それに、冷蔵庫が見えるのが嫌だというだけの理由で生活の利便性を失うのはいかがなものか。営業さんも同意見っぽかったが、彼はそれをダイレクトに言うのは憚られるようだ。まあ当然か。

そこで、営業さんが「ちょっといいアイデアがないかどうか考えます」と、宿題の形で持ち帰った。妻の温度が下がった頃に「やっぱりいいアイデアがありませんでした」と言う回答が来るのかな、と思っていた。しかし、彼が持ってきたアイデアが素晴らしかった。

トイレを右に1マス分ずらす。これによって廊下は1マス分無くなる。この変更によってトイレの扉が開戸から引き戸に変更になるが、生活する上ではなんの問題もない。トイレを1マスずらしたおかげで、キッチンの右側に1マス分のスペースができた。そこに冷蔵庫を配置することができる。冷蔵庫までの導線も短いままで、かつ冷蔵庫が見えないプランができた。しかも、キッチンが1マス分広くなった。ナイスアイデア。さすがだなと思った。

また、これで僕は一つ勉強になった。廊下はできるだけ潰して、部屋などの有効スペースにした方がいい。廊下は通過するだけ。そこにスペースを多く使っていては勿体ない。そう言う視点でもっと間取りを煮詰めたいと思った。

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