いきなり軽い気持ちで住宅展示場に行ってはダメ!!

奮闘記第3章-ハウスメーカー選び
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千葉市美浜区で探すと決めたが、さてどうやって探そうか。スーモライフルホームズなどで検索するといろんな家が出てくる。この中から選んで決めるのだろうか。いや、そもそもどうやって決めるのだろう。どのような観点で選べばいいのか。僕らは家を買おうとしているが、どのような視点で判断すればいいのか、それすらわかっていなかったのだ。

ネットには中古もあれば新築もある。当然新築の方が高額だ。中古でも築浅であるほど基本的には値段は高い。価格と築年数と間取りと場所と外観。これらの情報をふーんと眺めるのみ。具体的なアクションに結びつかない。

ハウスメーカーを比較検討すれば、どのような視点で見ればいいのかわかってくるだろう。幕張には住宅展示場がある。そこには当然いろいろなハウスメーカーがある。たくさん回ってみて、各社の違いを理解しよう。営業マンもきっと詳しいだろう。朝10時からやっているので、10時から数時間回れば、昼過ぎまでには10社くらいは回れるかな。そんな軽い気持ちで住宅展示場へ行った。子どもたちもいろんな家が見れて、楽しい経験ができるかもしれない。

幕張ハウジングパーク(公式ウェブサイトより)

住宅展示場へ到着。たくさんのモデルハウスがある。各社趣向を凝らした家だ。木を全面に出しているところもあれば、3階建の四角い家もあったり、有名キャラクターを押し出している家もある。到着するなり子どもたちが「象さんのいる家に行ってみたい」というので、まずは旭化成ホームズのへーべルハウスに行ってみた。どのモデルハウスから行っても、まあ大差ないだろう。どうせいろいろ行くのだから。

ハウジングパークMAP(公式ウェブサイトより)

結果的に、その認識は大間違いだった。昼過ぎには10社回ろうと思っていたのに、旭化成ホームズの話を聞くだけで6時間掛かった。結局、この日は1社しか行けなかった。住宅展示場は、広い割にはお客の姿はまばらだ。イベント会場のように来場者で混雑しているかと思っていたが、実際はそんなことは無かった。つまり、どのモデルハウスも客が来るのを心待ちにしているし、訪ねてきたらなかなか手放さない。そういうものだったのだ。

しかしいろんなことを教えてもらった。もちろんヘーベルハウスの良さというのがメインの話にはなるが、おかげで相当詳しくなった。何より驚いたのは、営業マンの知識レベルの違い。印西で会ったディベロッパーの営業とは違い、構造や断熱性といった躯体周りのことや、他社との違いなど、いろいろ教えてもらった。

ざっと初期費用を聞いたところ、5,000万は超えるだろうということだったので驚いたが、30年保証がついているので修繕費はほとんどかからないという。なるほど、大手メーカーだとメンテナンス費用が安くなるのか。長期的に考えたらそんなに高くないかもしれないぞ。単純に考えて、例えば大手メーカーだと30年で5,000万かかるとする。先日の印西の物件はイニシャルは2,700万円だが修繕費が2,000万なので30年で見ると4,700万。実はあまり変わらない。家のグレードが高い分、大手の方がいいかもしれない、そんな風にも思った。

一方で、そもそも家を買うのに5,000万なんて想定していない。印西でもローン審査を通したのは2,650万だ。ほぼ倍額じゃないか。そんな高額なローンを通せるだけの信用があるのか。いやそれより、そんな高額を払い切れるのか。そもそもこんなに高いのであれば、買うのは無理なんじゃないか。

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