注文住宅vs中古住宅vs賃貸

奮闘記第3章-ハウスメーカー選び
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僕は、注文住宅を中心に検討してきたが、賃貸や中古住宅の購入も捨てたわけでは無かった。そちらも常に視野に入れて検討をしていた。検討した枠組みについて簡単に書き留めておきたい。

注文住宅と中古住宅との比較:メンテナンス費用を概算で上乗せして比較する
注文住宅の場合、基本的にはハウスメーカーのメンテナンスサービスがついてくる。メンテナンスが必要になってくるのは屋根外壁、バルコニー防水、防蟻処理と言ったところ。10年保証になる会社が多いようだが、ハウスメーカーによっては30年保証のところもある。なんとミサワホームは35年保証だった。一方で建売住宅の場合は、保証がついているかどうかはわからない。印西市で検討したハウスメーカーは、品確法で定められている項目についてさえ対応しないという口コミがたくさんあった。仮に保証が無いとした場合、読んだ書籍「災害に強い住宅選び」では、10-15年で800-1000万円以上もみておく必要があるとのこと。単純に30年住むとして1600-3000万必要ということになる。ここではなんとなく2000万くらいを目安にして考えた。

中古住宅の場合、どこのハウスメーカーで建てたのかはちゃんと調べないとわからない。調べたとして、仮に30年保証をするメーカーが建てた物件だとしても、中古物件として購入した場合に保証の対象になるかどうかはわからない。そのため、中古物件を見るときは、売り出し価格+2000万円必要という感覚で物件を見ていた。

千葉市美浜区の中古戸建は、売り出し価格で3000-5000万円台が多い。このあたりの区画は、土地面積は30-50坪。3000万円台で売っている場合、建物が築40年クラスで残存価格ゼロ評価状態。4000万円台で売っている場合で、築10-20年クラス。仮に4000万年台の家を買うとすると修繕費2000万円かかるとすれば、総額で6000万円台になる。果たしてこの価格で中古住宅を買うことが妥当なのか。6000万円台であれば、僕らが住友不動産でお願いしている注文住宅が買える。注文住宅だから間取りはこちらの自由にできる。窓の大きさも壁紙もドアもフロアの色も浴槽もキッチンも洗面化粧台も。そう考えると、中古住宅を買うという選択肢は無いなと思った。もちろん、本当にお買い得物件に巡り合えれば中古の方が特になる場合があるかもしれない。でもそういう物件は、我々一般の目に着く前に売れるとよく言われる。そのためお買い得物件はまず無いというジャッジをした。

注文住宅と賃貸との比較:月額支払い額で比較する
家を購入する場合、当然住宅ローンを組むことになる。2020年現在、金利は相当安い。僕らが借りようとしている銀行は、概ね0.5%程度だ。それで計算した場合、僕らの場合は毎月の銀行支払いが15-16万円程度になる。一方で、このあたりのエリアの戸建賃貸相場は月15-20万円。それも築10-20年程度の戸建になる。賃貸の場合は修繕負担は大家さんになるとはいえ、これは流石に注文住宅の方が得では無いかと思った。僕らが建てようとしている注文住宅は屋根外壁などのメンテナンス費用があまりかからない。一方で設備や内装に関しては自己負担にはなるが、設備はメーカー保証もついているし、スーモカウンターの保証もついている。あまり気にしなくてもいいだろう。

そう考えると、注文住宅が最も得だという結論に行き着いていた。もちろんこれには、僕らは「千葉市美浜区の戸建にこだわって、長期で住み続けたい」という前提がある。

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