仮押さえしていた新築戸建を、ハウスメーカー側から断られるとは!?

奮闘記第2章-どの街に住もうか
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ネットで買い物をするとき、飲食店を検索するとき、口コミでの評価が重要になる。家探しでもきっと口コミサイトがあるだろうと思って検索したところ、e戸建てというサイトがあった。ここを見てみると、僕が買おうとしていたディベロッパーについて、びっくりするくらいの悪評が書いてあった。

  • 営業の知識が無さすぎる。
  • 売ったらもう何も対応してくれない。
  • 床下が密閉されていて、すぐにカビが生えた。
  • 床がギシギシ音がする。
  • 買ってすぐに壁がボロボロになった。クレームをつけても会社は何もしない。
  • 副社長まで話をしたけど、全く話にならない。訴訟しようか。
  • 庭をいじろうと土を掘ったら建築資材が出てきた。建築ゴミを庭に捨てているのか。
  • 人生で最大の買い物で失敗した。屈辱を味わいながらずっと住まなければいけないのか。

もちろんネットの匿名掲示板なので、悪評の方が書かれやすいというのはわかる。でも悪いことも書いてあれば、良いこともそれなりに書いてあるものだ。でもこの掲示板では、悪評ばかり出てくる。いろんな人が同じようなことを書いているから、これは顧客側の問題ではなく会社側の問題だと思った。数百件の悪評が書いてある。これは信憑性が高い。僕はまだ購入してはいないけど、営業マンの知識の無さ、誤魔化す態度については大いに共感した。ちなみに僕の担当営業マンは、早く契約日を決めようの一点張り。こちらはどんどん勉強するので知識がどんどん増え、するとどんどん疑問が湧いてくる。次から次へ聞く。営業マンはごまかす。またその営業マンはとにかく電話を好む。メールなど記録に残ることを嫌がる。悪いとわかってやってるんだなというのも感じた。

営業マンは、ローンを組む銀行をある特定の地銀にしたがっていたが、加えて登記する司法書士や火災保険もそのディベロッパーの指定のところでないとダメだと言い出した。これって抱き合わせ販売ではないのか。独占禁止法に抵触する可能性アリだ。そんな指摘をしたら、先方から「あなたには家を売りません」と言ってきた。コイツはどんどん賢くなってきてる、コイツは騙せないと思ったのだろうか。銀行、火災保険、司法書士など、自由に選ぶのは当然の権利だ。まさか断ってくるなんて思わなかった。建築に詳しい知人に聞いてみたが、こんなことは聞いたことがないと驚いていた。

妻に、破談になったことを言った。驚き、落胆していた。保活に暗雲が立ち込めてはいたけど、妻にとっても夢のマイホームだったのだ。申し訳ないと思った。妻は気を取り直したら、今度は怒りに変わってきたようだ。唐揚げをたくさん揚げた。そして家族みんなでたくさん食べた。「怒りの唐揚げ」と言いながらその写真も撮った。

怒りの唐揚げ

僕もとても腹が立った。無茶苦茶だこの会社。でも改めて思ったのは、購入しなくて良かったということ。そして、本気で購入しようと思っていたので、真剣に検討し、知識も深くなり、購入する直前までの経験ができたこと。こんな経験ができることは非常に稀。いい経験ができたじゃないか。また振り出しに戻って考えよう。この経験を糧に変えよう。

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