仮押さえした後でもどんどん購入条件を交渉する

奮闘記第2章-どの街に住もうか
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仮押さえした物件は、定価2830万円のところ、営業マンの判断で150万引きの2680万になった。仮押さえするときに、もうちょっと安くなったら本腰入れて検討すると言ってみたところ、さらに30万引けるかどうか、上に相談するとの事だった。そしてその結果、OKが出た。これで2650万で買えることになる。

和室だったところをフローリングに変更したい旨も伝えていたが、その見積が出てくる。6畳間のフローリング仕上げで13万。以前実家でフローリングの張り替えの見積依頼をしたときに似たような金額だったので、まあこんなものだろう。

そして、訪問してから4日後、銀行の事前審査が通った連絡をもらう。本当に審査通った。少し安堵した。しかしこのディベロッパーは、仕切りに提携している地銀を進めてくる。金利は0.67%だ。なぜそこまで某地銀を押してくるのか。僕がよく行くイオンにあるイオン銀行では、住宅ローン金利は0.52%と書いてある。実際にシミュレーションしてみないと実際の金額差は出てこないが、そっちのがかなり安い気がする。イオン銀行もよさそうだから審査を通してみるというと、イオンの従業員がイオン銀行で審査をしたが、審査に3か月かかった上に、審査を通らなかった例がありますよと言ってくる。本当だろうか。このディベロッパーに限らず、紹介してくる業者には息がかかっているのでマージンが入っていることがほとんどだろう。しかも不動産関連は、火災保険や修繕費などぼったくりが多いというのもよく聞く話だ。おそらく自分で探すほうが有利な条件で取引できるだろう。

それにしても、2650万であんなおおきな家に住める。新しくて設備も最新だ。2650万を銀行借入し、返済する場合、今の金利の低さもあって、毎月7万円程度の負担になる。今は築40年の家に毎月98000円の家賃を払っている。家を買うというのはこんなにもメリットがあるのか。とてもうれしい驚きだった。ちなみにローン返済シミュレーションは、スーモが提供している支払額シミュレーションが非常にわかりやすくて使いやすいのでオススメだ。

このような交渉を詰めていき、納得できれば契約しようと思っていた。この時の僕の基本的な考え方として、もうその家を買うことを決めていて、あとはいかに有利な条件に落ち着かせるか、になっていた。新しい家、広い家、新しい街。とてもウキウキしていた。しかし今から考えると、家を購入するために必要な知識が僕にはまったくと言っていいほど無かった。

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