注文住宅だけでなく、中古や賃貸も同時並行で検討

奮闘記第3章-ハウスメーカー選び
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スーモカウンターへ行き相談した結果、注文住宅を軸にしながら建売・中古も検討することになった。

新築は、ざっと調べたところ美浜の杜シティとか、シーフォレスタ稲毛海浜公園とか、まとまった区画での分譲地がいくつかあるが、やはり多くない。千葉市美浜区の海側は、基本的には団地やマンションが中心のエリアなのだ。そちらもウォッチし続けながら、中古の戸建も検討する。その相談のために懇意の不動産屋を訪れた。

この不動産屋は、2015年に高浜に住み始めたとき、1件目を仲介してくれた不動産会社。新日本住販という。ここはとても良心的な不動産屋だと思う。高浜1件目が大家さん都合(お亡くなりになったとのこと)で退去せざるを得なくなった時「大家都合だし、残存価格の無い家を売却しようとしているんだから修繕費は取る必要はないでしょう」と、こちらが言い出さなくても大家に交渉して、敷金全額を戻してくれた。不動産屋といえば、一般的には大家の側に常に立つ業者が多い中、中立な立場でやりとりしてくれる。いい不動産屋なので、兄夫婦がうちの近くに引っ越してくる際にその不動産屋を紹介した。

その不動産屋に、千葉市美浜区海側の戸建賃貸事情及び戸建新築・中古販売事情を聞く。やはり賃貸は少ない。賃貸マンションなら山ほどあるのだが、戸建賃貸は本当に少ない。出ているものでも築10〜15年で家賃15万くらいのものになる。戸建になると、これは築年数によっていろいろあるが、そもそも土地の価格が高いので、築40年くらいの残存価格ゼロの売物件でも3,500万は下らない。美浜区の戸建エリアは1区画が広めに設計されているようなので、坪単価が高いこともあり土地1区画はかなり高めの設定になるようだ。我々の親世代である団塊世代は所得が多く雇用も安定していたが、その子ども世代の可処分所得はかなり減っているし、雇用も安定もしていない。そう言った世相を受けて、区画を2分割して価格を安くし、建蔽率めいいっぱいまで使って建築し、建売3,680万円くらいで売り出しているケースもちらほら見受けられる。このようなプランにするとやはり少し狭い家になってしまうし、窮屈感は出てしまうのだが、予算の制約があるなら仕方ない。

一旦この辺りの相場を確認した上で、賃貸では築20年以内で賃料14万以内、中古戸建であれば4LDK、築15年以内で3,000万円台で、条件の良い物件があればご紹介願えるように話してきた。賃貸ならまだ気軽に選べるが、中古購入の場合は何件も見てみないと判断がつかない可能性が高いなと思う。とりあえずはアンテナを張っておこう。

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