住宅ローンはどの銀行にしよう?いろいろ検討したが、金利・手数料・がん団信で楽天銀行に決めた

奮闘記第4章-仕様決め
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さて、土地も契約した。建築会社も契約した。これらが契約できるということは、当然、融資の目処も立っているということだ。

僕は、いろいろな銀行を比較した結果、楽天銀行に決めた。ポイントは4つ

1.金利の安さ
楽天銀行の金利は0.527%。かなり安い。超低金利なので基本的にどの銀行も安いのだが、地銀が軒並み0.7%前後で提供しているのを見ると、さすがネット銀行というところか。金利だけで見ると、auじぶん銀行やジャパンネット銀行はもっと安い。しかし、トータルの支払い費用で考えた場合、事務手数料とセットで考える必要がある。
2.事務手数料の安さ
楽天銀行は、手数料が22万円で固定になっている。一方でほとんどの銀行は、手数料はローン金額の2.2%になる。例えば6000万のローンをくんだら手数料は132万円。楽天銀行との差は110万円も開く。この差が結構大きくて、例えば金利0.4%、手数料2.2%で提供している銀行と楽天銀行では、楽天銀行のが総支払費用が安く済むという試算になったりする。
3.がん団信が標準で付いている
がん団信とは、がんになったら住宅ローンを免除する、というコンセプトのサービス。でもこれには但書が合って、多くのがん団信は、ステージⅣになった場合とか、癌になって入院が8ヶ月続いた場合(これはほぼ末期癌)とか、そんなふうに書いてある。つまりは一般団信とほぼ変わらない。また、がん団信をつけると金利が0.2%上乗せされるとか、そういうサービスを行っている銀行もある。楽天銀行は、標準でライトながん団信が付いている。これは「がんになったら住宅ローンが半額になる」というもの。全額免除ではないけれど、半額免除でも恩恵は大きい。この半額がん団信をつけている銀行はほとんど無かった。かなり調べたが、このサービスをやっているのは楽天以外ではもう1社しか無かった。
4.楽天経済圏の強化
楽天グループは、楽天市場のみでなく、楽天モバイル、楽天証券、楽天ふるさと納税、楽天ひかり、楽天ガスなどいろいろなサービスをやっている。たくさんのサービスを使えば使うほど、ポイントをもらえる倍率が上がっていく仕組みだ。僕のメインバンクは楽天銀行だし、楽天証券も使っているから、NISAもiDecoも楽天。楽天モバイルを使い、ふるさと納税も楽天でやっている。楽天経済圏にどっぷり浸かっているので、楽天でサービスをまとめるのには前向きだ。

一方で、デメリットもある。それもあげておく。

1.審査が厳しい
これはネット銀行に総じて言えることだが、審査はリアルな銀行(地銀など)と比べると厳しめ。
2.審査期間が長い
必要書類の提出から融資実行まで、例えばイオン銀行だったら1週間以内と言われた。一方、楽天銀行は14営業日かかる。これはおよそ3週間。急ぎで融資を受けたい場合は向いていない。
3.リアリティが薄い
これもネット銀行に総じて言えることだが、書類の提出と専用ログイン画面を通じてのやりとりのみで決済が完了する。銀行に行ったり、担当者と話をしたりという機会が全く無い。顔が見えないと不安な人は、向いていないと思う。

まあいずれにしても、上記の理由で僕は楽天銀行に決めた訳だ。しかし上述の通り審査に時間がかかる。土地の契約をする際、銀行の仮審査を通過していることが条件になっていたのだが、楽天銀行は審査に時間がかかるため、まずは千葉銀でスピーディーに仮審査を通した上で、土地の契約を行った。滑り止めじゃなけれど、地銀で仮審査を通しておいたことが安心にも繋がった。

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