そもそも賃貸派。資産形成を考えると家なんて買わない方がいい

奮闘記第1章-そもそも賃貸派
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僕は、そもそも賃貸派だった。

家を購入するには、言うまでもなく数千万かかる。一括で払えるわけもなく、多額のローンを組むことになる。35年ローンを組むということは、35年借金に追われるということ。激動の世の中において、安定して仕事が続けられる保証もない。既に終身雇用なんていう時代は終わったのだ。そもそも35年ローンというのは時代遅れのシステムなんじゃないか。

そして、言うまでもなく少子高齢化によって、家はどんどん余ってくる。全国で見れば30%以上空き家になっているなんてデータも見たことがある。もちろんこれからの世の流れとして、人は首都圏や地方都市に偏在して人は住むようになるとは思うけれども、過疎になっていくエリアで家を建ててしまえば、資産価値は激減するではないか。そもそも建物は経年劣化する一方なのに、土地の値段も暴落してしまえば、資産価値の無いものに対して借金返済し続けると言うことにならないか。

賃貸でいれば、身軽でいれば、世の中の変化にも適応しやすいだろう。だから僕は賃貸でいようと決めていた。もちろん引越し費用。敷金礼金仲介手数料。めんどくさい役所手続きはある。子どもの幼稚園が変わるかもしれない。妻も仕事を変えなくてはいけないかもしれない。そんなリスクはあるけれども賃貸のメリットには変えられない。だから、家を買うという選択肢は全くなかった。

そんな折、とある夜、妻が泣きながら僕に言いにきた。賃貸派なのはよく知ってるし、その理由もよくわかるけれども、それでもどうしても家を買いたいんだと。

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