太陽光の発電量・売電量などコスパを産出してみました

新居での暮らし
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我が家も太陽光パネル、設置しました。理由は、
・コスパが高そうなことが見込めるから
・停電時にも電気を使えるから
ですね。主な理由はコスパです。

念のため記載しておくと、太陽光発電装置で発電した電力は自分たちで使うこともできるし、使わなかった場合は東京電力に売ることもできます。なので、消費電力が減る(電気代が下がる)、そして売った電力が収入になる(儲けになる)と言う2つの効果があります。

まず搭載したパネルの容量ですが、XSOLのソーラーパネルを16枚、5.2kw積みました。これのコスパがどのくらいになるのか。費用と効用(電気代が浮く金額+売電収入)を比較すると次の通り。

費用
ジャスト100万円掛かっています。もちろん工事費もコミです。

効用
こんな試算がをもらっています。

こちらは初年度です。この数値をもとに単純計算してみます。この家に30年住むことを考えた場合、
30年間の効用:143,598×30年=4,307,940円
となり、30年での利回り430%にもなる金融商品になります。出資したパネル設備費用100万円を何年で回収できるかと言うと、100万円÷143,598=6.96≒約7年となります。それ以降はオカネを生み続けてくれる装置になるってことですね。

その一方で、やはりパネルは消耗品なので出力が落ちてきます。メーカーの出力保証の値は下記の通り。

メーカーの出力保証が10年後に新品状態の90%、25年で新品状態の80%を下回るようなら交換しますと言うのがあるので、それに合わせてコンサバに計算してみます。コンサバに計算するために、新品時から10年間は90%で計算します。25年目移行は出力保証がないので、11年から30年までは25年と同値(80%)とします。相当コンサバな見立てです。
当初10年:143,598円×90%×10年=1,292,382円
11年-30年:143,598円×80%×20年=2,297,568円。合計3,589,950円

こう計算してもまだまだ相当コスパが高い。投資回収期間は7.73年になりますが、まだまだお得な利回りの金融商品です。

あと変動要因としてあるのは、売電価格が下がっていくってことでしょうか。これは読みにくいので、シンプルにこういう計算にします。上記のコンサバな発電量をベースとして、

売電価格が30%下がった場合(30年間ずっと)
30年の売電総額:3,589,950円×70%=2,512,965円

売電価格が50%下がった場合(30年間ずっと)
30年の売電総額:3,589,950円×50%=1,794,975円

売電価格が70%下がった場合(30年間ずっと)
30年の売電総額:3,589,950円×30%=1,076,985円

となります。売電価格が70%減っても、まだ得ってことですね。でも現実的に考えた場合、こんなに価格が落ちたらもう自然エネルギーの発電装置をつける人なんていなくなりますよね。現在、買電価格28年、売電価格21円程度ですが、売電価格が6円になるなんてことは考えにくい。すると、やっぱり結構お得だってことになるかなあと思ったんです。

あと考慮すべき費用、リスクってあるんだろうか。家を取り壊すときの太陽光装置の撤去費用でしょうか?それってそんな高いのかな?家の解体をするときに一緒に気にせずやっちゃうんじゃ?これはよくわからないので、費用には含めてません。

まあそんなわけで、きっと相当お得ですよ。太陽光をつけるのは。外観が気に入らないとか、とにかく初期費用を抑えたいという方には向かないと思いますが、それ以外の方には充分メリットがあるかと。

ちなみに、太陽光発電のモニターをみるのはとても面白いです。
ある晴れた日のモニターはこんな感じ。3月なのでそれほど日照時間は長くありません。

これは瞬間的な発電量と消費量の比較。午前中ということもあって、消費量よりも発電量の方がかなり上回っています。
月間で発電量と消費量を見ると…

だいぶ発電量の方が上回っていますね。雨の日はガクッと発電量が落ちるのも一目瞭然です。肝心の買電・売電状況は…

売電量が買電量の倍くらいありますね。電気代はトータルでプラスになってるんじゃないかな…。

という感じで、太陽光発電はオススメですよ。蓄電池はオススメしません。電気を貯めておけるので停電時でも夜に電気が使えるという点では活躍しますが、価格が高い。100万円くらいします。僕の考えではコスパに見合いません。少しの安心は買えますけどね。

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